院長の想い｜かかりつけ医外科整形外科消化器内科がん診断と治療在宅医療｜米良医院

院長の想い

診療では、患者さまから症状を聞いたうえで、食生活や運動の有無、睡眠の程度、仕事内容などの生活習慣をうかがうようにしています。例えば、肩が痛い場合でも、肩こり、外傷、睡眠不足、ストレスが理由なのかわからないと、正しい診断ができないからです。しっかり把握したうえで、必要に応じて検査を行います。

当院での対応が難しい場合は、患者さまの病状に合わせて、連携先の医療機関を紹介しています。いろいろな医療機関に勤務していたことから、病院とのスムーズな病診連携が可能です。

また胃内視鏡の検査では、患者さまの苦痛を軽減するために、鎮静剤を使用します。その際も、酸素投与のほか、全身モニター、心電図をつけて、状態に細心の注意を払いながら行います。

ここ小倉北区日明で3代に渡って診療してきました。2代目の父の時代からお越しいただいている患者さまもいらっしゃり、感慨深く、うれしい気持ちでいっぱいです。

勤務医時代は救命救急にたずさわり、一刻を争う治療をしていました。そうした経験もあって、現在では患者さまの病状を診て、これは早く連携先の医療機関に搬送しないといけないなど、判断がつくようになりました。

また、風邪や生活習慣病から、外傷、脳・心臓疾患まであらゆる症状や病気を診てきました。さらに、大学院やアメリカの総合病院では、糖尿病に関する研究を行っていたので、糖尿病に詳しいのも強みです。こうした経験が現在の診療にも役立っています。

開院してから60年以上、地域の方々の健康を見守ってきました。

初代からの思いは変わらず、耳の痛み、腰痛など困ったことがあれば、何でも相談してほしいと思っています。胸が苦しいのであれば肺の検査と、当院で診療ができる症状であれ対応していますし、目や歯の痛みなど当院では難しい場合は、病状に合った病院を紹介します。

そのため、できる限り検査ができるよう、レントゲン、エコー、胃内視鏡、低周波治療器、赤外線治療器、睡眠時無呼吸症候群などの検査機器を揃えています。レントゲンに関しては、骨粗しょう症の特定が可能です。

これからも、患者さまのお悩みを解消でき、「頼りがいがある」と思っていただける医師を目指して尽力してまいります。