インフルエンザについて

2019.01.09

あけましておめでとうございます。

皆様は、平成最後の年末年始をいかがお過ごしでしょうか?

仕事や学校も始まり、そろそろ日常の生活が戻ってきたころだと思います。

 

さて、今年は比較的暖冬とのことですが、年末あたりからいよいよ寒くなってきました。

それに合わせてインフルエンザ感染も徐々に広がりつつある様に思います。

当院に来られる患者さんでも、インフルエンザA型に罹る方がちらほら出るようになってきました。

 

インフルエンザ感染症は、若くて元気な方はしっかり寝て、栄養を取れば数日から1週間ほどで

回復することが多い病気です。

しかし、高齢者や子供、基礎疾患がある方などではインフルエンザ感染をきっかけに

命の危険が迫ることも増えてきます。

ワクチン接種による予防をしている方も、そうでない方も、普段から手洗い、うがいなどの予防は

しっかりとしましょう。また、水分をしっかり摂り、十分な睡眠をこころがけましょう。

 

それでも体調を崩した場合は、すぐに医療機関を受診してください。

インフルエンザ様の症状(風邪症状;発熱、咳、倦怠感など、関節痛など)がある場合は

検査を勧められるかもしれません。検査しなくても、臨床症状で診断されれば投薬されると思います。

当院では、従来のタミフル(異常行動との関連性はないとされ、2018年11月、小児に対する投与制限が

解除されました。)に加え、新しいゾフルーザと言う薬を用意しています。

タミフルゾフルーザも症状が改善するまでの時間には大差無いと言う報告がなされています。

(両方とも2日~3日で症状の改善が見られるようです。)

それぞれの利点は、

【タミフル】  安い。(他の条件でも変わりますが、ゾフルーザよりも約1350円安い。)

効きにくい人が稀にいる。(長く使用されているため、耐性ウイルス株が存在する。)

異常行動との関連を調べる臨床試験が行われ、逆に安心であることが分かった。

ゾフルーザ】 高い。(他の条件でも変わりますが、タミフルよりも約1350円高い。)

一回の内服で良い。タミフルよりもウイルスが減る時間が早い。(約1日早い。)

 

それぞれに利点がありますから、患者さんの症状や病気にあわせて投与を検討しています。

分からないことがあれば、ご連絡ください。